2006年07月19日

老後生活

いい話を目にしました。

病院で寝たきりのおばーさんのもとに、いつも午後3時になるとびしっとスーツできめて、片手に杖、片手に花をもったおじーさんがお見舞いに来る。申し訳なさそうにするおばーさんに「あんたの顔がみたいから来るんだ。また明日も来るよ」というおじーさん。
この人は実は旦那さんで、おばーさんは「いつもいつも遠いところからすみません」と言うので、その光景を見ていた人が、おじーさんはどこからきてるのですか?と看護婦さんに尋ねてみた。
看護婦さんは笑って、「実はあのおじーさんもこの病院に入院してるんですよ」と教えてくれた。

おじーさんはわざわざスーツに着替えて、花まで買って、おばーさんに心配かけないように擬装工作して。
すごく幸せな話じゃないですか…。
優しいってこういうことなんだろうなあ。
おばーさんもおじーさんにそうしてもらえるくらい、元気なときにおじーさんを大事にしていたんでしょう。
いや、もしかしたらおじーさんはおばーさんの前ではカッコつけていたかったのかもしれない。それでもいい、それだけ愛されてるってことだし。

こんなふうにされる老後を送りたい。


人は死ぬ前の三年で幸せかどうか決まるんだとうちのおかーさんがよく言います。
死ぬ前の三年は、人生の利息っていうのかな…自分が相手に与えていた分が返ってくるんだろうなと思います。
うちのじーちゃんが、「自分がやってあげたぶん返してもらおうと思うな。ただほんとうに困ったときだけ、ほんのちょっとだけ返してもらってもいい」と言ったそうです。


せめて家族にくらい大事にされるように老いていきたいもんだ…。
posted by カナ at 21:02| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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